知識

リチウムイオンバッテリーの寿命は?正しい使い方についても

リチウムイオン電池の平均寿命

一般的なリチウムイオン電池の平均寿命は、満充電→完全放電を1サイクルとしたとき約500~800サイクル程度と言われています。

しかしながら実際の利用では、完全放電まで使い切ることは少なく、また使用状況も様々なのであくまで参考程度にご理解ください。

リチウムイオン電池はなぜ劣化する?

リチウムイオン電池を始めとした電池には内部抵抗(一般に直流抵抗と考えます)というものがあり、この内部抵抗が原因で理論起電力から外れてしまうのです。内部抵抗とは電池内部でのあらゆる反応の速度に起因するもので、内部抵抗の小さいバッテリーは良いバッテリーといえます。

そして上記内部抵抗の増加や容量の減少こそがバッテリーの劣化そのものであるのです。

バッテリーを長持ちさせるために

バッテリーを長持ちさせるために一番大事なことは高温下にさらさない事です(5℃~45℃での使用がいいとされる)。高温下では電解液の分解速度が速く、電池の容量低下や内部抵抗の上昇につながるためです。

バッテリーを充電しながらの使用などでは殆どバッテリーは劣化しないと言われていますが、バッテリー自体の温度が上がりやすくなることからもあまりよろしくはないと言えるのではないでしょうか。

また、リチウムイオン電池の場合充電量(SOC)が高過ぎてもよくないと言われています。満充電に近いほど電解液の分解反応は進みやすくなるため、電池の容量低下や内部抵抗の上昇につながります。

そして、御法度は充電量(SOC)が低過ぎる状態(空っぽ)で長期間放置してしまうことです。これはバッテリーの発火防止などの観点から充電が出来なくなってしまうのだとか。

継ぎ足し充電は劣化を早めるのか

リチウムイオン電池の場合メモリー効果はほぼ無く、継ぎ足し充電(電池が空になる前に充電すること)は問題ないと言えます。

ただし、上記の通り満充電に近い状態で使用を続けることはバッテリーの劣化を早めてしまうので過度に継ぎ足しするのではなく、減ってきたら充電することを心がけましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。改めて調べてみると、色々な情報が沢山ありすぎて何が正しいのかわからなくなってきますよね。できるだけ長持ちさせたいと思う気持ちは皆さん同じですからね。とはいえバッテリーは消耗品です。過度に気にしすぎて逆に不便になってしまっては元も子もないですし、最近のパソコンやスマートフォンにはバッテリーを長持ちさせる為の充電制御機能など搭載されているものも沢山あります。こういった賢い機能はどんどん有効活用して良いガジェットライフを送りましょう!

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