PC,  知識

自作パソコンを始めよう第4回

第1回はこちら→自作パソコンを始めよう第1回

CPUについて

前回はマザーボードについてお話ししましたので、今回はいよいよ(?)CPUについてお話しします。パソコンに詳しくない方でもCPUという名前自体は耳にしたことがあるのではないでしょうか。CPUはCentral Processing Unitの事で、各パーツから様々なデータを受け取り演算処理を行う重要な部品です。そのため、CPUの性能はパソコンの性能に直結すると言っても過言ではありません(勿論他にも大事な部品は沢山ありますよ!)し、値段もピンキリでして安いものであれば数千円から高いものだと100万円オーバー(笑)なものまでこの世には存在するみたいです(価格.com参照)。

CPUの種類(メーカー)

CPUを作っているメーカーとして有名なのがIntelとAMDです。事実上この二社が独占しているようなもので恐らくほぼ全ての人がどちらかのCPUを購入することとなります。どちらかといえばIntelの方が人気が高いイメージがあったのですがAMDのRyzenシリーズが発売されてから今日まではAMDの方が強い気もします。とはいえ昔から形勢逆転を繰り返してここまでやってきたのがIntelとAMDですので、どちらも良い商品ですしどちらにも根強いファンもいるのではないでしょうか。

因みに私は生まれてこの方Intel製のCPUしか使ったことがなく、AMDのCPUに関しては知識が乏しいためAMD推しの方には大変申し訳ないのですが、今回はIntel製のCPUについて書かせて頂きたいと思います。

CPUの種類(世代)

CPUは生産時期によって様々な世代に分類されていて、モデルナンバー等によってわかるようになっています。例えばIntelのCore iシリーズであれば、Core i7 ○○○のような3桁数字のモデルナンバーが初代Core iシリーズで、以降第二世代がCore i7 2○○○、第三世代がCore i7 3○○○のように世代とモデルナンバーの頭数字が一致するようになっています(Pentium、Celeronはちょっと違う)。

CPUの世代が変わると当然性能もアップするのですが、ソケット形状と言ってマザーボードとCPUが合わさる部分の形状が変わるため、マザーボードとCPUの世代が異なると物理的に取り付けることが出来なくなります

初代LGA1156
第二世代LGA1155
第三世代LGA1155
第四世代LGA1150
第五世代LGA1150
第六世代LGA1151
第七世代LGA1151
第八世代LGA1151*
第九世代LGA1151*

他にもハイエンドモデルではソケット形状が異なったり、ソケット形状が同じであっても互換性の無いものもあります(第六第七と第八第九世代は互換性がない)。

このあたりが結構ややこしく、マザーボードとCPUの組み合わせを間違ってしまうと動かなかったり無理矢理組めば最悪の場合はパーツを壊しかねません。

各マザーボードメーカーのホームページではマザーボードの型番ごとに対応したCPUの型番を調べられますので、確実に調べた上での購入をお勧めします。

  • ASUS>個別製品ページ右上>サポート>CPU/メモリサポート
  • ASRock>個別製品ページ中段>サポート>CPUサポート一覧表
  • GIGABYTE>個別製品ページ右上>サポート>CPUサポートリスト
  • msi>個別製品ページ右上>SUPPORT>互換性

CPUの種類(スペック)

ここまでCPUのメーカーや世代についてお話ししましたが、やはり一番悩むところがCPUのグレード(スペック)についてなのではないでしょうか。最初にお話ししたようにCPUはPCの性能を大きく左右するのですがスペックを追求するとキリがありません。

そこでCPUを選ぶときに見るべきポイントを簡単にまとめてみようと思います。

・コア数

CPUにはコアと呼ばれるCPUの核となる部分があります。コアが多いほど同時に沢山の処理ができるようになります。PentiumやCeleronは2コア、Core i3は2~4コア、Core i5は4~6コア、Core i7は4~8コアなど世代によって様々なのですが基本的には世代を経るごとにコア数は増加傾向にあります。

・スレッド数

スレッドとはOS上で認識されるコア数のことでハイパースレッディング(HT)と呼ばれる技術により一つのコアを疑似的に二つのコアとして扱い処理能力を高める仕組みです。つまり単純にコア数を二倍にするようなものなのですが、実際には4コア8スレッドと8コア8スレッドでは後者のほうが物理的にコアが増える分処理能力は高いようです。

・クロック周波数

クロック周波数は0と1の電気信号を一秒間にどれだけ処理できるかを表しています。例えば3GHz(ギガヘルツ)は一秒間に30億回もの処理ができることを意味します。

本来このクロック周波数こそCPUの性能を大きく左右するものだったのですが、近年では発熱の問題によりクロック周波数の飛躍的な進化はなくマルチコア・マルチスレッド化により性能を大きく向上させているのです。

・キャッシュ

CPUにはキャッシュと呼ばれる一時的な記憶領域があり、メモリと似たような役割も果たします。そのためキャッシュが大きい程メモリへのアクセスが減り処理を高速化することができます。

・その他

これはIntelのCPUに限ってなのですが型番の末尾にKとかUとかのアルファベットが書いてあるものがあります。この文字によってそれぞれ特徴が分けられているので、代表的のものだけ書いておこうと思います(デスクトップ用のみ)。

無印      ベース性能             
Kオーバークロック対応モデル
Xハイエンドモデル、オーバークロック対応
S省電力モデル、性能低下
T超省電力モデル、性能低下
F内臓GPU非搭載モデル

他にもまだまだありますし世代によって違ったりもするのですが、無印かK付きモデルを購入することがほとんどだと思います。特別な拘りがなければオーバークロックするならK付き、しないなら無印でいいかと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はPCパーツの中でも性能を大きく左右するCPUについてまとめてみました。CPUはオーバークロック等過度に負荷を掛けなければ基本的には劣化したりしないので中古品なんかも沢山あります。選択肢が沢山あるからこそ迷ってしまいがちですが、PCの利用目的などを考えて自分に必要なものを買うようにしてくださいね!

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