PC,  知識

自作パソコンを始めよう第7回

第1回はこちら→自作パソコンを始めよう第1回

電源ユニット

今回は電源ユニットについてお話ししたいと思います。電源ユニットは家庭用コンセントからの電気を各パーツに配電するような部品でPCの主電源の役割も担っています。

一見そんなに重要なパーツではないように思ってしまいがちですが、実は昔から「電源は慎重に選んだほうがいい」とか「電源は妥協するな」とか言われていました。というのもPCのトラブルの内この電源に起因するものが結構多いらしく、他のパーツにまで影響を及ぼしたり最悪の場合は火災など事故にも繋がります。安すぎるものや聞いたことのないメーカー品はできるだけ避けたほうがいいでしょう。

容量はいくつにすればいい?

電源ユニットを購入する際にまず決めなくてはいけないことが電源の大きさです。小さいものは300W以下、大きいものだと1000Wを超えるものまで幅広く選べるのですが、PCが必要とする電力は搭載するパーツの種類や構成によって様々です。必要とされる電力の1.5~2倍くらいの余裕をもたせた容量にするべきとも言われています。

目安としてはグラボを搭載しない低~中スペックであれば400~600W、補助電源を必要とするグラボを搭載するようなら600~850W、フルスペックのゲーミングPCを作るなら850~1000Wくらいの電源ユニットが必要になると思います(個人的感覚です、自己責任でお願いいたします)。

当然、容量の大きい電源程価格も高くなっていきますが後々の拡張のことも考慮しつつ少し余裕を持たせて購入するといいかと思います。

80PLUS認証とは?

電源ユニットを選んでいると「80PLUS認証」という表記を目にすると思います。80PLUS認証とは簡単に言うと、家庭用の交流の電気をPC用の直流の電気に変換する際のロスがどれだけ少ないかを表す指標となります。もっと分かり易く言うと「どれだけ効率が良いか」です。

電気というのは変換したり伝えたりするたびにそのエネルギーが多少なりとも熱などに代わってしまいます。こういった損失が少ない程電気代の節約にもなりますし、余計な熱が発生しない分火災などのリスクや各パーツ類の寿命への影響も少ないと言えるでしょう。

80PLUS認証を受けたものはこの変換効率が80%以上であることを示していて、80PLUS認証の中でも効率の良さにより6段階に分けられています。

負荷50%時
Standard80%
Bronze85%
Silver88%
Gold90%
Platinum92%
Titanium94%

上記のように同じ80PLUS認証でもStandardとTitaniumとでは負荷50%時でも変換効率に10%以上の差があることが分かります。当然効率の良いものほど価格も高くなっていく傾向にありますので、予算と相談しつつ80PLUS認証を受けたものの中で選ぶことをお勧めします。

プラグインケーブルとは?

基本的に電源ユニットは電源と配線類が全て一体になっていてケーブルだけを取り外すことは出来ません。そのためPCの構成などにより使わない配線がある場合は邪魔にならないように束ねておく必要があります。

また、ケーブルが多いため配線時の取り回しは結構難しくセンスが問われます。多少取り回しが汚くても見た目以外の影響はほとんどありませんが、あまりに酷すぎる場合はエアフローにも多少なり支障をきたします。

そこで便利なのがプラグインケーブルなのです。プラグインケーブルはその名の通り電源と配線が別体になっていて、必要な配線だけを取り付けて使うことができます。そのため見た目がスッキリしたり、組み立て作業の効率がアップしたりします。

基本的にはプラグインケーブルは良いことばかりなのですが、一応デメリットもあります。それは電源とケーブルの接続部に接触抵抗が生じ僅かではありますが電力効率が低下することです。

個人的にはプラグインタイプを購入しておけば間違いないと思っていますが、好みの問題もありますのでお好きなほうを選ぶと良いかと思います!

まとめ

いかがだったでしょうか。たかが電源されど電源。容量や80PLUS認証ランクによってかなり値段がかわってきますし、以外と選ぶのが難しいパーツだと思います。容量がギリギリだと動作が不安定になったり、本来の性能が発揮出来なくなったりする可能性があるので、将来的な拡張も考慮しつつある程度余裕を持たせて購入することをお勧めします!

自作パソコンを始めよう第8回

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